フィッシングURL判定
怪しいリンクが届いたら、ここに貼り付けてクリックしても安全か確認。フィッシング、マルウェア、詐欺の兆候を無料で診断します。
クリック前にフィッシングリンクを見抜く方法
フィッシングリンクは、一見すると本物に見えることで成功します。主な手口は次の6つです。目の前のリンクがどれかに当てはまったら、まず診断してください。
ドメインがほぼ正しい
paypa1.com
文字を数字に、同じ文字を2つに、mをrnに。タイポスクワッティングは流し読みを狙います。ドメインは1文字ずつ読んでください。
本当のドメインは末尾に隠れる
paypal.com.secure-check.xyz
所有者を示すのは、最初のスラッシュ直前のドメインだけ。この例ではsecure-check.xyzです。その前はすべて飾りです。
短縮されたリンク
bit.ly/3xK9…
短縮URLは行き先を完全に隠します。信頼するニュースレターなら問題ありませんが、荷物や料金に関する予期しないSMSなら危険信号です。
考えさせず、焦らせるメール
「24時間以内にアカウントを停止します」
フィッシングの原動力は緊急性です。期限、脅し、高額な賞品はすべて、確認する前にクリックさせるためのものです。
表示とURLが違う
「chase.comへ」→ホバーすると別のサイト
リンクの表示はただの文字です。PCではホバー、スマホでは長押しで、クリック前に本当の行き先を確かめてください。
自分で開いていないログイン画面
メール→「ログインして続行」
認証情報の窃取は、偽のページでパスワードを入力させることが狙いです。メールからログイン画面に誘導されたら閉じて、ブックマークからサインインしてください。
診断で確認する項目
メールボックスプロバイダーやセキュリティフィルターと同じく、見た目ではなくレピュテーションのデータでリンクを評価します。
フィッシング・マルウェアDB
URLとそのドメインを、進行中のフィッシングやマルウェアのホストを追跡する主要な脅威インテリジェンスDBで照合します。
ドメインの評価シグナル
リンク先のドメインを履歴で評価します。スパムとの関連、不正利用の報告、メールボックスプロバイダーやフィルターでの扱いです。
本当の行き先
短縮URLやリダイレクトの連鎖をたどり、表示された見た目ではなく、実際にたどり着くページに対して判定します。
行動につながる判定
生データの羅列ではなく、危険、要注意、正常のどれかをわかりやすく示します。リンクを開く前にわかります。
フィッシングリンクをクリックしたら
クリックだけで深刻な被害になることはまれです。次の4つを落ち着いて順に進めてください。
手を止め、入力しない
ページを閉じてください。被害はクリックではなく、パスワードやカード番号の入力で起きます。何も入力していなければ、ほぼ問題ありません。
入力したパスワードを変更
信頼できる端末から、影響を受けたアカウントと、同じパスワードを使い回している場所を変更します。あわせて二要素認証を有効にしてください。
端末をスキャン
ファイルをダウンロードしたか、サイトが何かを入れようとしたら、作業前にウイルスのフルスキャンを実行してください。
報告して見守る
メールをIT部門かメールサービスに報告し、その後数週間は銀行の明細とログイン通知に注意してください。
詳しい手順はフィッシングリンクを開いてしまったらで、攻撃の仕組みはフィッシングとはで解説しています。
自社のリンクを確認したい場合 送信者として、メールやページのURLが迷惑メールフィルターにどう見えるか確認するなら、ドメインのURL評価チェックを使ってください。
URL評価を確認 →リンクの安全性ナレッジベース
リンクがフィッシングか確認するには?
上のチェックに完全なURLを貼り付けて診断を実行します。リンクは開かずに、右クリックで「リンクのアドレスをコピー」を選んでコピーしてください(スマホでは長押ししてコピー)。診断はリンクを脅威インテリジェンスのブロックリストで照合し、フィッシングやマルウェアの兆候を調べ、その背後のドメインを評価するため、ページを読み込まずに判定が得られます。先に手早く目視で確認することもできます。ドメインの綴りが正確か確かめ、短縮リンクを疑い、リンクの本当の所有者は最初のスラッシュ直前のドメインだと覚えておいてください。
このリンクは安全?開く前に見分けるには?
フィッシングリンクの多くは、クリック前の3つの確認で見抜けます。1つ目は本当の行き先を表示することです。PCではリンクにホバー、スマホでは長押しして、表示されていた文字と比べます。食い違いはフィッシングの典型的な兆候です。2つ目はドメインを右から左へ読むことです。登録ドメインは最初のスラッシュの直前にあるため、paypal.com.account-verify.xyzはPayPalではなくaccount-verify.xyzのものです。3つ目は、アカウントのロック、不在配達、未払いの通行料などですぐ行動するよう迫られたら、手を止めてここでリンクを診断することです。正規の組織なら、60秒かけて確認しても不利益にはなりません。
このチェックは何を調べますか?
診断はリンクを複数の観点で評価します。URLやそのドメインが主要なフィッシング・マルウェアのブロックリストに載っているか、リンク先をホストするドメインのレピュテーションと履歴、スパムとの関連や不正利用の報告といった脅威のシグナルです。リンクの見せ方ではなく行き先に対してチェックするため、短縮URL、似た綴り、リダイレクトの連鎖といった手口にはだまされません。リンクが危険、要注意、正常のどれと判定されたかを、わかりやすく示します。
フィッシングリンクのよくある兆候は?
パターンは繰り返されます。ほぼ正しいドメイン(paypa1.com、arnazon.com)、攻撃者が所有するドメインのサブドメインに埋め込まれた本物のブランド名(microsoft.com.login-verify.xyz)、行き先を完全に隠す短縮リンク、アカウント停止や荷物の手数料など緊急性や恐怖をあおるメール、表示と実際のURLが違うリンク、ブックマークからではなくメールからたどり着くログイン画面です。どれか1つでも当てはまれば、開く前にリンクを診断する理由として十分です。
すでにフィッシングリンクをクリックしたら?
慌てないでください。クリックだけでは通常大きな被害にならず、その後の行動のほうが重要です。ページを閉じ、何も入力しないでください。パスワードを入力した場合は、信頼できる端末からすぐに変更します。影響を受けたアカウントと使い回している場所から始め、二要素認証も有効にしてください。支払い情報を入力した場合は、銀行やカード会社に連絡し、不正な請求に注意してください。何かをダウンロードしたり開いたりしたら、ウイルス対策のフルスキャンを実行します。最後に、メールをIT部門かメールサービスに報告し、他の人にもリンクがブロックされるようにします。
何も入力せず、リンクをクリックしただけで乗っ取られますか?
更新が適用された最新の端末なら、可能性は低いです。フィッシングリンクの多くは端末自体を攻撃せず、偽のログイン画面に誘導して認証情報を入力させるのを待ちます。本当の被害はクリックではなく入力で起きます。ただし、クリックによってアドレスが使われていると攻撃者に伝わることがあり、古いブラウザやプラグインの脆弱性を突くドライブバイダウンロードも存在します。ブラウザとOSを最新に保ち、怪しいものをクリックしたらタブを閉じて何も入力せず、念のためマルウェアスキャンを実行してください。
HTTPSや鍵マークがあればリンクは安全?
いいえ。これはフィッシングで最も危険な思い込みの1つです。鍵マークが示すのは、サイトとの通信が暗号化されていることだけで、誰がサイトを運営しているかは何も示しません。TLS証明書は無料で数分で発行されるため、今ではフィッシングサイトの大多数が、完全に有効なHTTPSで偽のログイン画面を表示しています。鍵マークは最低限の条件で、安全のシグナルではありません。サイトを特定するのはドメイン名で、そのドメインが悪意あるものかを教えてくれるのは、このようなレピュテーション診断です。
bit.lyなどの短縮リンクは安全?
短縮リンク自体は悪意あるものではなく、マーケティングでも頻繁に使われます。ただし行き先を完全に隠すため、フィッシングURLの包装として好まれます。bit.lyやtinyurlのリンクは見ただけでは判断できないので、診断に任せてください。リダイレクトの連鎖をたどり、実際にたどり着くページを評価します。予期しないSMSやメールの短縮リンクには特に注意してください。正規の送信者なら通常は自社のドメインを使います。
このチェックは無料ですか?
はい。完全に無料で、登録もアカウントも不要、診断回数の制限もありません。メール、SMS、チャットで届いたリンクを貼り付ければ、すぐに判定が出ます。PalisadeはDMARCで企業のメールドメインを守る支援で収益を得ているため、リンクチェックは公共の道具として無料のまま提供します。リンク1つずつではなくドメイン全体を継続して守りたいなら、当社の監視プラットフォームをご利用ください。
フィッシングリンクチェックとURL評価チェックの違いは?
診断エンジンは同じで、向きが逆です。フィッシングリンクチェックは、届いたリンクを開いても安全かという受信者の疑問に答えます。URL評価チェックは、自社のメールやページに載せたリンクがどこかに掲載されていないか、到達率を下げていないかという送信者の疑問に答えます。受信トレイに届いたリンクを確かめたいなら、このページで合っています。送信者として自社のURLがフィルターにどう見えるか確認するなら、URL評価チェックを使ってください。
悪意あるリンクを安全に見せる詐欺の手口と、診断結果に出てくる用語。
- phishingフィッシング
- 信頼できるブランドや人物(銀行、Microsoft、同僚など)を装い、リンクのクリック、添付ファイルの開封、認証情報や支払い情報の入力をさせるソーシャルエンジニアリング攻撃です。主な経路はメールですが、同じ手口はSMS、チャットアプリ、SNSでも使われます。
- spear-phishing標的型メール
- 不特定多数ではなく、特定の個人や企業を狙ったフィッシングです。実在の名前、プロジェクト、請求書に触れて本物らしく見せるため、リンクがクリックされる可能性がはるかに高くなります。最も狙われるのは、経理部門や経営幹部(ホエーリング)など価値の高い標的です。
- smishingスミッシング
- SMSやメッセージアプリで届くフィッシングです。偽の配達通知、通行料の請求、銀行の警告などに短縮リンクが付いています。スマートフォンの画面ではURLの大半が隠れ、短縮URLが残りも隠すため、リンクはタップする前にスキャンしてください。
- typosquattingタイポスクワッティング
- paypa1.com、arnazon.com、gooogle.comのように、本物と1文字違いのドメインを登録し、読み間違いや打ち間違いを待つ手口です。こうしたドメインには本物と見分けがつかないログインページが置かれるため、ページのデザインよりドメインの綴りが重要です。
- lookalike-domain類似ドメイン
- ブランドの正規ドメインに見せかけたドメインの総称です。文字の置き換え(mの代わりにrnを使うホモグリフなど)、単語の追加(paypal-security.com)、攻撃者のドメインのサブドメインにブランド名を使う手口(paypal.com.verify-account.xyz)があります。本当の所有者を示すのは、最後のドットの直前にある登録ドメインだけです。その左側はすべて飾りにすぎません。
- punycodePunycode・IDN偽装
- 国際化ドメイン名ではURLにUnicode文字を使えます。キリル文字のаのように、画面上ではラテン文字と見分けられないものもあります。ブラウザはこうしたドメインをPunycode(xn--…)に変換するため、аpple.comがapple.comと表示されることがあります。スキャナーは変換後の形式で比較するため、見た目のトリックは通用しません。
- url-shortener短縮URL
- bit.lyやtinyurl.comのように、長いURLを短いリダイレクトで包むサービスです。マーケティングでは一般的で正当なものですが、リンク先が完全に隠れるため、フィッシングでは悪意あるドメインを人やフィルターの目から隠すのに使われます。リンクチェックツールはリダイレクトをたどり、実際の着地先を評価します。
- open-redirectオープンリダイレクト
- 正規サイトの欠陥で、URLから訪問者を任意の外部アドレスへ転送できてしまうものです(例:trusted-site.com/redirect?url=evil.site)。表示されるリンクは信頼できるドメインで始まるのに、着地先は攻撃者のページになるため、攻撃者に好まれます。最初の転送先ではなく、最終的な着地先をスキャンすることで検出できます。
- credential-harvesting認証情報の窃取
- 多くのフィッシングリンクの目的です。偽のログインページで、入力されたユーザー名、パスワード、場合によってはMFAコードを収集し、本物のサイトへ転送して異常がないように見せることがよくあります。リンクをクリックするだけで被害が出ることはまれで、窃取はフォームを送信した時点で起きます。
- drive-by-downloadドライブバイダウンロード
- 悪意あるページを開くだけでインストールされるマルウェアです。古いブラウザやプラグインの脆弱性を突くのが一般的です。更新済みの端末ではまれですが、不審なリンクを開かずにスキャンすべき理由であり、ブラウザを最新に保つことが形だけでない本当の防御になる理由でもあります。
- blocklistブラックリスト
- フィッシング、マルウェア、スパムの配信が確認されたURL、ドメイン、IPを集めたデータベースで、リンクのレピュテーション判定の基盤です。ブラウザ、メールプロバイダー、セキュリティツールは、通信を通す前にこれを参照します。主要なブラックリストへの掲載は強い危険信号です。掲載がなければ安心材料にはなりますが、新しいフィッシングサイトは掲載まで時間がかかるため、保証にはなりません。