メール診断(無料)
ドメインのメールを守る公開設定をチェックし、優先度順の修正リストを表示します。
無料・登録不要・公開DNSを読み取るだけ・数秒で結果
DMARC、SPF、DKIM、MX、MTA-STS、TLS-RPT、BIMIをチェックします。パスワード、テナントの非公開設定、本文、非公開のレピュテーション、受信トレイへの到達は確認できません。
スコア未算出
ドメインを送信すると、ここにスコアが表示されます。メールセキュリティ診断とは
メールセキュリティ診断は、ドメインのメールを守る公開DNS設定を、その時点で評価するものです。DMARC、SPF、DKIM、BIMI、MX、MTA-STS、TLS-RPTをチェックし、結果を0〜100のスコアと優先順の修正リストにまとめます。メールボックスのパスワード、プロバイダーの非公開のレピュテーション情報、受信トレイへの到達は確認しません。
スコアの算出方法
ドメインの公開レコードを照会し、各項目を有無、有効性、より安全な設定かどうかで評価します。SPF、DKIM、DMARCの未設定や失敗は、送信元の認証に直結するため、最も緊急度が高くなります。通信の暗号化、ルーティング、BIMIの結果で、公開ドメインの全体像がそろいます。レポートには合計点の根拠となる個々の結果を表示するため、数字だけで判断する必要はありません。
合計点と下記の区分はPalisadeの優先度モデルです。業界の認証、プロバイダーの準拠判定、受信トレイ到達の予測ではありません。
例:スコアを対応計画に変える
たとえば、DMARCが監視のみ、送信サービスの1つがSPFに含まれていない、MTA-STSが未設定という理由で、スコアが42だったとします。役立つのは「42」という数字ではなく、確認すべき根拠の順番です。実際の送信元を特定し、その送信経路のSPFかDKIMのアライメントを直し、ポリシー強化の前にDMARCレポートを確認し、最後に受信メールを止めずに通信の暗号化を追加します。
- レポートで最も影響の大きい失敗項目から始めます。
- プロバイダーの設定か、実際のメールヘッダーで確認します。
- 設定は1つずつ変え、DNSのTTL分待ちます。
- 再診断し、変更前後の結果を保存します。
次に使うべきチェック
個別の DMARCチェック、 SPFチェック、 DKIMチェック は、レコード1件の修正向けです。 メール送信テスト は、本番の送信経路で送ったメールの根拠が必要なときに使います。公開情報のチェックでは、受信側の最終的な判断までは保証できません。
技術資料
チェックは次の公開標準に準拠します: SPF, DKIM, DMARC, MTA-STS、 TLSレポート. BIMIの判定は、次の団体が公開する最新仕様に準拠します: Authenticated Mark Certificates Working Group.
メール認証ナレッジベース
良いスコアはいくつですか?
このツールの0〜100の尺度では、80以上が「優良」で、通常はSPF、DKIM、DMARCが正しく設定されています。60〜79は「良好」ですが対処すべき不備が1つ以上あり、35〜59は保護が弱く、35未満は危険な水準です。DMARCを設定したことのないドメインは、初回の診断で低い区分になるのが普通なので、低いスコアから始まっても問題ありません。レポートには、影響の大きい順に具体的な修正点が表示されます。
スコアはどう算出されますか?
ドメインの公開DNSレコードを読み取り、DMARC、SPF、DKIM、BIMI、MX、MTA-STS、TLS-RPTを個別にチェックします。各チェックは有効なレコードと安全な設定を確認し、すべての結果が0〜100の合計点に反映されます。送信元認証のレコード(SPF、DKIM、DMARCポリシー)の未設定や失敗が最もスコアを下げやすく、どの修正で最もスコアが上がるかもレポートに表示されます。
メールが安全か確認するには?
上のツールにドメインを入力してください。送信元認証(SPF、DKIM、DMARC)、通信の暗号化(MTA-STS、TLS-RPT)、メールの経路(MX)、ブランドロゴ(BIMI)を管理する公開DNSレコードを調べ、0〜100のスコアと見つかった問題を返します。対象はメールセキュリティのうちドメイン側、つまり第三者が自社になりすまして本物らしいメールを送れるかどうかです。個々のメールボックスの保護は別の話で、強力なパスワードと二要素認証が基本です。
スコアを上げる方法は?
影響の大きい項目から順に、レポートに沿って対応します。有効なSPFレコードを公開してDNSルックアップを10回以内に保ち、自社ドメインで送信するすべてのサービスでDKIM署名を有効にします。次にDMARCレコードを公開し、正規の送信元のアライメントが整うのに合わせて、p=noneからp=quarantine、p=rejectへ段階的に移行します。MTA-STS、TLS-RPT、BIMIでさらに加点されます。DNSを変更するたびに再診断し、修正が反映されたか確認してください。
ドメインを診断する理由
ドメインのセキュリティ確認は、フィッシング、ドメインのなりすまし、不正アクセスなどのサイバー脅威から守るために欠かせません。定期的な確認で脆弱性を見つけ、ベストプラクティスへの準拠を保ち、ドメインの健全性とレピュテーションを維持できます。機密情報を守るだけでなく、そのドメインとやり取りする利用者の信頼を保つうえでも重要です。
メールセキュリティ診断では何を確認しますか?
メールセキュリティ診断(メールセキュリティ監査とも呼ばれます)は、ドメインがなりすまし、フィッシング、盗聴にどれだけ強いかを評価します。対象は送信元認証(SPF、DKIM、DMARCポリシー)、通信の暗号化(MTA-STS、TLS-RPT)、メールサーバーの設定(MXレコード)、ブランド保護(BIMI)です。このツールは、ドメイン層の診断を公開DNSから数秒で自動実行します。組織全体の監査では、メールボックスのアクセス制御や利用者の意識など、DNSの診断では見えない項目も加わります。
メールのリスクスコアとは
メールのリスクスコアは、SPF、DKIM、DMARCが未設定か、設定ミスか、未適用かをもとに、ドメインがメール経由の攻撃にどれだけさらされているかを見積もる指標です。このページの0〜100のスコアも、ドメイン単位のこの種の指標です。同じ言葉は不正防止の分野でも使われ、登録時に個々のメールアドレスを採点するサービスがありますが、それは別の指標です。自社ドメインのなりすましリスクを把握するなら、ドメイン単位のスコアを追ってください。
この診断は無料ですか?
はい。診断は無料で、オンラインで数秒で終わり、アカウントも不要です。ドメインを入力すれば、スコアと結果のすべてが表示されます。DNSを修正するたびなど、何度でも再実行できます。読み取るのは公開DNSレコードだけなので、ドメインには何も変更を加えません。
どのドメインでも診断できますか?
はい。公開DNSレコードを読み取るため、どのドメインでも診断できます。ドメインを所有・認証している必要はありません。IT部門は自社のドメインやサブドメインを、MSPは商談の前に顧客や見込み顧客のドメインを診断するのが一般的です。診断してもドメイン自体には何の変更も加わりません。
診断はどのくらいの頻度で行うべきですか?
DNSや送信環境を変えたら、そのたびに再診断してください。たとえば、自社ドメインで送信するマーケティングツール、CRM、ヘルプデスクの導入、DNSの移行、DMARCポリシーの更新などです。変更のないドメインでも、最低でも四半期に1回は確認するのが妥当です。ただし、診断はその時点のスナップショットにすぎません。送信サービスやDNSレコードは少しずつ変わるため、DMARCに真剣に取り組むチームは、単発の診断に頼らず集計レポートを継続監視しています。
これらのメール認証・ブランド表示プロトコルで使う技術用語とタグを、まとめて解説します。
- vバージョン
- バージョンタグはDMARCレコードに必須で、値は「DMARC1」に限られます。値が正しくない場合やタグがない場合、DMARCレコードは無効とみなされ、無視されます。
- pポリシー
- DMARCポリシータグは、DMARCに失敗したメールについて3つの値を取ります。noneは隔離・拒否を求めず、quarantineは不審なメールとしての扱いを、rejectは受信拒否を求めます。最終的な処理は受信側が決め、p=noneでも別の仕組みで振り分けや拒否をする場合があります。集計レポートは、ruaタグで別途要求します。
- rua集計レポートの送信先
- 集計レポートの送信先を「mailto:」形式のURIで指定します。受信側のメールボックスプロバイダーがこの宛先に集計レポートを送ります。必須ではありませんが、省略するとレポートは届きません。
- ruf失敗レポートの送信先
- 失敗(フォレンジック)レポートの送信先を「mailto:」形式のURIで指定します。失敗レポートを送る受信側プロバイダーはここへ届けますが、送らない事業者も多くあります。このタグがないと失敗レポートは届きません。
- spspポリシー
- サブドメインのポリシーは、特に指定がない限り、前述のメインドメインのポリシータグ(p=)を継承します。指定できる値はドメインのポリシーと同じく「none」「quarantine」「reject」です。ただし、現在の運用ではあまり使われていません。
- adkimDKIMアライメント
- DKIM署名のアライメント、つまりDKIMのドメインとヘッダーFromの送信元ドメインとの一致を指定するタグです。値は「r」(relaxed)と「s」(strict)です。既定の「r」はドメインの部分一致を許容し、「s」はドメインの完全一致を求めます。
- aspfSPFアライメント
- SPFアライメント、つまりSPFのドメイン(送信元)とヘッダーFromのドメインとの整合性を指定するタグです。値は「r」(relaxed)と「s」(strict)の2つです。既定は「r」で、ドメインの部分一致を許容します。一方「s」では、ドメインの完全一致が必要です。
- fo失敗レポートの条件
- 失敗レポートのオプションは「0」「1」「d」「s」です。既定の「0」は、SPFとDKIMのアライメントがどちらもパスしない場合にのみ失敗レポートを生成します。「1」は、SPFかDKIMのどちらかがパス以外の結果になった場合に使います。「d」はDKIMの検証失敗、「s」はSPF関連の問題についてレポートを生成します。失敗レポートを実際に受け取るには、「ruf」タグの指定が必要です。
- rf失敗レポートの形式
- 失敗レポートの形式は「afrf」と「iodef」の2つから選べます。
- pct適用割合(旧仕様)
- 旧来の適用割合タグは、DMARCに失敗したメールの一部にだけquarantineやrejectを適用するよう受信側に求めるものでした。受信側の実装がばらついたため、RFC 9989でpctは廃止されました。新しいレコードでは省略し、集計レポート、ポリシー全体の変更、送信量の少ないサブドメインで段階的に移行します。
- riレポート間隔
- レポート間隔は、XMLレポートを受け取る頻度を秒単位で指定します。標準値は86400秒で、1日1回のレポートにあたります。ただし、指定した間隔にかかわらず、インターネットサービスプロバイダー(ISP)は通常、独自のスケジュールでレポートを送ります。多くの場合、それも1日1回です。