ブロックリスト
送信IPやドメインが主要なメールのブロックリスト(DNSBL:Spamhaus、Barracuda、SpamCopなど)に載っていないか確認し、掲載解除ページへのリンクも表示します。無料、登録不要。
ブラックリスト確認(無料):送信IP・ドメイン
メールのブロックリスト(DNSBL、RBL、ブラックリストとも呼ばれます)は、スパムや迷惑なメールの送信が確認されたIPアドレスやドメインの一覧です。メールボックスプロバイダーはメールの受信時にこれらのリストを照会し、掲載を理由にメールを拒否、保留、迷惑メールフォルダ行きにします。掲載は到達率を最も速く損なう要因の1つです。掲載は送信IPのレピュテーションに基づくため、乗っ取られたアカウント1つや質の悪いメーリングリスト1つで、すべてのメールが一度に止まることがあります。このチェックでは、どのリストが現在IPを掲載しているかがわかるため、どこに解除を依頼し、何から直すべきかが明確になります。
ブラックリスト確認結果の見方
| 結果 | 意味 | 対処法 |
|---|---|---|
| 掲載 | 照会したブロックリストの1つ以上が、入力したアドレスの掲載を返しました。 | 該当するリストと対象を確かめ、原因となった乗っ取りや送信方法を直してから、運営者の公式な解除手続きを使ってください。 |
| 掲載なし | 照会できたブロックリストは、その時点で入力した対象を掲載していませんでした。 | 認証、非公開のレピュテーション、バウンスの詳細、実際の送信IPの調査を続けてください。受信トレイへの到達は保証されません。 |
| 確認不可 | 運営者が、ホスト型ツールのリゾルバーに信頼できる結果を返しませんでした。 | 状態は不明として扱い、正常と思い込まず、運営者のリンクから直接確認してください。 |
実際にメールを送った対象を確認
メールのブロックリストの多くはIPベースです。ドメインで照会すると、メールを送らないWebサイトや別のホストが解決され、的外れな答えになることがあります。信頼できるメールヘッダーやバウンスで、受信側が評価した送信IPを特定し、送信サービス、時刻、拒否コード、影響を受けた配信をチェックとあわせて記録してください。
解除を依頼する前に原因を直す
掲載の原因には、乗っ取られたアカウント、スパムトラップへの送信、購入リスト、多い苦情、リスト管理の不備、逆引きDNSの欠如、共有IPの他の送信者などがあります。まずアドレスの管理者を確かめ、有害な送信を止めてください。IPがメール配信サービスのものなら、自分のアドレスとして主張せず、その事業者を通して対応します。そのうえでリスト運営者の公式な解除手順に従い、同じIPのチェックを再実行してください。
掲載された対象がドメインなら、結果をドメイン評価チェックとあわせて確認してください。実際のメールで診断するにはメール送信テストを使い、送信IPと認証の証拠を同じ経路から得てください。
関連するブラックリストと評価の確認
ブロックリストのナレッジベース
DNSブロックリスト(DNSBL)とは
DNSブロックリスト(DNSBL)は、スパムや迷惑なメールの送信が確認されたIPアドレス(ドメインの場合も)を公開した一覧です。受信側のメールサーバーはこれらのリストをリアルタイムで照会し、掲載をメールの拒否、保留、迷惑メールフォルダ行きのシグナルとして使います。RBL(Realtime Blackhole List)やブラックリストとも呼ばれます。
IPやドメインのブラックリスト掲載を確認するには?
上で送信IPアドレス(またはドメイン。IPに解決します)を入力してチェックを実行します。主要なブロックリストを一度に照会し、各リストに掲載があるかと、掲載中のリストの解除ページへのリンクを表示します。最も正確な結果を得るには、メールが実際に送信されるIPを確認してください。多くの送信者にとって、それはWebサイトのIPではなく、メールサービスやESPの送信IPです。
SpamhausやBarracudaが「確認不可」になるのはなぜ?
SpamhausやBarracudaなど大手の運営者の中には、登録済みの専用リゾルバーからの照会にしか応答しないところがあります。ホスト型アプリが使うような大規模な共有リゾルバーからの照会には、本当の結果ではなくエラーコードが返ります。それを検出した場合は、誤って「掲載なし」とせず「確認不可」と表示し、運営者の確認ページへのリンクで直接確かめられるようにしています。
IPがブロックリストに載った原因は?
主な原因は、そのIPからのスパムや迷惑メールの送信(同じネットワーク上の乗っ取られたアカウントや端末によることも)、古いリストや購入リストによるスパムトラップへの送信、苦情率やバウンス率の高さによる送信レピュテーションの低下、逆引きDNS(PTR)の欠如や汎用的な設定、同じアドレスの他の送信者が掲載を招く共有IPの問題です。掲載解除そのものより、根本原因を直すことが重要です。
ブロックリストから解除してもらうには?
まず掲載の原因を直します。乗っ取られたアカウントを保護し、リストを整理し、メールをSPF、DKIM、DMARCで認証してください。そのうえで運営者の解除フォーム(上の各掲載の横にリンクがあります)を使います。SpamCopなど多くのリストは、不正な送信が止まれば自動で掲載が失効するため、根本原因を直して待つだけで足りることもよくあります。原因を直さずに解除を依頼すると、ほぼ確実に再掲載されます。
掲載されると必ずメールが止まりますか?
必ずではありません。ほぼすべての受信側が参照するリスト(最も影響力が大きいのはSpamhaus)もあれば、一部のサーバーしか使わないリストや、参考情報にすぎないリストもあります。広く使われるリストへの掲載はメールの拒否につながりますが、ニッチなリストなら迷惑メールフォルダに少し入りやすくなる程度のこともあります。チェックではリストごとに結果を示すため、どのリストに載っているかで影響を判断できます。
IPとドメインのどちらを確認すべき?
ブロックリストの多くはIPベースなので、配信に関わるのは送信IPです。ドメインを入力するとAレコードに解決してそのIPを確認しますが、それは多くの場合、メールを送るサーバーではなくWebサイトのホストです。配信の問題を診断するには、バウンスメッセージやメールヘッダーで実際の送信IPを特定し、そのIPを確認してください。
DNSブロックリストの用語と、掲載の仕組み。
- DNSBLDNSBL
- DNSで公開されるブロックリストです。受信側のメールサーバーは、送信IPを逆順にしてリストのゾーン配下に問い合わせ、応答があればそのIPは掲載されています。RBL(Realtime Blackhole List)やブラックリストとも呼ばれます。
- SBLSpamhaus Block List
- スパム行為の証拠に基づき、Spamhausがメールの受け入れを推奨しないIPのリストです。統合ゾーンZENの一部です。
- XBLExploits Block List
- 乗っ取られたマシン、プロキシ、マルウェア感染ホストのSpamhausのリストです。XBLへの掲載は通常、意図的にスパムを送ったのではなく、ネットワーク内の端末が侵害されていることを意味します。
- PBLPolicy Block List
- インターネットへ直接メールを送るべきでないIP範囲(住宅用や動的IPなど)のSpamhausのリストです。PBL掲載のIPから送信している場合は、プロバイダーのメールサーバー経由で中継してください。
- listing
- IPやドメインがブラックリストに載っている状態です。照会で返る掲載の応答は通常127.0.0.0/8の範囲のアドレスで、最後のオクテットが掲載理由を表します。
- delisting
- IPやドメインをブラックリストから外すことです。多くの運営者はセルフサービスの削除フォームを用意していますが、根本の問題(スパム、侵害されたホスト、不十分な認証)を先に直さない限り、解除は続きません。
- spamtrap
- オプトインすることがなく、スパムを捕まえるためだけに存在するメールアドレスです。スパムトラップへの送信は、質の悪いリストや収集されたアドレスの強い証拠で、掲載のよくある原因です。
- snowshoe
- 多数のIPやドメインにスパムを薄く分散させ、送信元ごとの量の上限を下回るようにする手口です。ブラックリストはsnowshoe型を特に探します。
- PTR逆引きDNS
- PTRレコードは、送信IPをホスト名に対応づけます。PTRレコードがない、または汎用的な場合、IPは信頼できないように見え、掲載やフィルタリングの一因になります。
- 127.0.0.x応答コード
- DNSBLが掲載IPに返すAレコードの値です。最後のオクテットが違えば、サブリストや理由も異なります。127.255.255.xの値は本当の掲載ではありません。照会が拒否されたことを示します(多くは大規模な共有リゾルバーからの照会のためです)。