BEC被害額試算
FBIの2025 Internet Crime Reportを1件あたりの損失とし、ビジネスメール詐欺(BEC)1件の被害額を試算します。前提はすべて表示され、編集できます。
自社の情報
全従業員数。参考表示のみです。IC3は従業員あたりの損失を公表していないため、被害額には反映しません。
支払いを起案・承認できる人。BECが実際に狙うのはこの層です。
通常の送金や取引先への支払額。空欄なら、IC3から算出した報告1件あたりの平均$123,005を使います。
1年に成功すると想定するBECの件数。公表された基準値はありません。計画用の入力値で、結果の精度はこの値次第です。
想定被害額
予測ではなく推定年間の想定被害額$123,005(想定1件×1件$123,005)。
想定1件×1件あたり$123,005
IC3 2025から算出:BEC被害報告額$3,046,598,558÷苦情24,768件。この平均はIC3の公表値ではありません。
この数値の前提
- 年間件数: 1. 入力値。特定の値を裏付ける公表資料はありません。
- 1件の損失: $123,005. IC3 2025の合計から算出.
- 対象外: 復旧費用、弁護士費用、業務停止、保険の免責額、評判の毀損。IC3は報告された損失のみを記録し、本モデルも同じです。実際の被害額は上の数値より大きくなります。
- 回収できる場合も: IC3のRecovery Asset Teamは、早く報告された不正送金を凍結できます。本モデルは回収なしを前提とするため、純額ではなく総額です。
IC3の公表内容
2025年IC3年次報告(2026年4月)より。数値は掲載どおりで、このページで算出した値は平均のみです。
| 年 | BEC苦情件数 | 被害報告額 |
|---|---|---|
| 2023 | 21,489 | $2,946,830,270 |
| 2024 | 21,442 | $2,770,151,146 |
| 2025 | 24,768 | $3,046,598,558 |
- BEC被害額は2024年から2025年に10.0%増加しました。全犯罪類型では苦情1,008,597件、被害報告額の合計は208.77億ドルです。
- 被害総額ではBECは最大の類型ではありません。 2025年の投資詐欺は$8,648,617,756で、BECの約3倍です。BECが首位なのは苦情1件あたりの平均で、$123,005。投資詐欺は$118,500、ランサムウェアは$8,950です。
- BEC苦情で最も多く報告された取引種別は電信送金またはACH(86%)です。そのため、自社の経理業務での平均支払額が、このモデルに入れる最も有用な数値です。
- 2025年のBEC被害額のうち$30,256,592は、AIに言及した苦情で報告されました。IC3はAI関与の確認ではなく、苦情文にAIの記載があるとこの分類を付けます。
数値の対象範囲
- 数値は米国連邦機関の窓口に任意で報告された苦情で、測定された損失ではありません。IC3に報告されなかった被害は含まれません。
- 各苦情は1つの犯罪類型にだけ計上されるため、情報漏えいを伴うBECも1件です。
- IC3は、統計はある時点の評価で、変わる可能性があるとしています。
出典
このページのドル金額はすべて、2026年4月公開の2025年IC3年次報告によるものです。1件あたりの平均は報告書の2つの数値から算出し、表示箇所ごとにその旨を明記しています。
- FBI Internet Crime Complaint Center (IC3) · 2025 IC3 Annual Report (2026-08-13閲覧)
DMARCのポリシー強化で塞げるBECの経路は1つ:自社ドメインを名乗るメール
類似ドメインや乗っ取られたメールボックスは防げず、誠実なツールならそう説明します。防げるのは、自社ドメインをFrom欄に使われることです。PalisadeのAIエージェントが全送信元を調べ、修正案を作り、ポリシーの各段階を提案します。反映前に必ずお客様が承認します。
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関連: ドメイン認証をスコア化 / 不審なリンクを確認.
BEC被害額試算とは
ビジネスメール詐欺(BEC)は、経営者や取引先、同僚になりすまし、送金権限を持つ人に誤った口座へ送金させる攻撃です。FBIに報告されたBEC被害額を苦情件数で割ると、1件あたり約$123,005。報告書のどの犯罪類型よりも高額ですが、この平均値自体はIC3が公表したものではありません。本ツールはこれを予算の議論に使える数字にします。FBIのInternet Crime Complaint Centerによる1件あたりの損失に、ご自身で設定した件数を掛けます。前提をすべて開示したモデルであり、リスクスコアではありません。本当のリスクスコアに必要なデータは、どこも公表していないためです。対策の面では、認証で防げるのは自社ドメインそのものを使ったなりすましです。ドメインの現状と攻撃の仕組みは次をご覧ください: セキュリティスコア、 BECの手口の解説.